パース教育事情 – 3歳児編

3歳児の選択肢

  1.  現地幼稚園(公立校にプレ幼稚園はなく、私立校限定です、pre-kindyとよびます)
  2. 現地保育所
  3. ファミリーデイケア
  4. プレイグループ(母子ともに参加する育児サークル)

 

≪教育機関が少なく、また就学時間も短い≫

公立校に3歳児対象のプレ幼稚園(pre-kindy)がなく、私立校の一部に限られます。

義務教育にあがるまでの期間限定で私立校を利用する家庭もあるため、3歳児対象クラスは人気が高く、子供が0歳の頃に申し込んでおさえておくという家庭もあります。

 

≪就学時間≫

西オーストラリア州の公立幼稚園は4歳児以上を対象としているため、3歳児を対象とする園は「プレ幼稚園」と呼ばれます。就学時間は運営元の方針によります。週1日~2日のプレ幼稚園が多いなか、週5日子供を預かる園もあります。

 

≪教育内容≫

遊びが中心の学びです。遊びを通して、Fine motor skills や Gross motor skills (Fundamental Movement Skills)がつくような工夫がなされていることが多いです。

 

≪昼寝・トイレトレーニング≫

3歳児対象に終日(約6時間程度)の授業をおこなうプレ幼稚園でも、昼寝時間がない園もあります。一般的にはトイレトレーニングを済ませてから入園することが求められます。尚、保育園であれば、ランチの後に昼寝の時間が設定されており、ブラインドなどを閉めて教室全体を暗くした上で子供を寝かせるところが一般的です。

 

≪学費≫

日本人学校、公立校、インターナショナルスクールには3歳児対象クラスはありません。私立校の学費は就学時間、日数によって差があります。

 

≪クラス人数と教師の割合≫

2歳児までのクラスは子供4名に対して保育者1名、2歳児以上3歳児未満のクラスは子供5名に対して保育者1名、3歳児からは子供10名に対して保育者1名の規定です。ファミリーデイケアの場合は、保育所と規定が異なり、子供7名に対して保育者1名となっていますが、7名のうち未就学児は4名以下と規定されています。

 

≪ボランテイア≫

保護者に対して1~2学期に1~2度の頻度で、学校にボランテイアとして出掛けるように求める学校もあります。学校施設の簡単な整備のためやその他の雑務、また、授業中に生徒と一緒に遊ぶことなどが求められます。

 

≪保護者会≫

ペアレンツナイト、ペアレンツミーテイングなどの名で、1学期に1度程度の頻度で保護者会が開催される学校もあり、これがクラスでの子供の様子などを聞く機会となります。

 

≪保育所の選び方≫

見学の際に以下の点などを確認されることをお勧めします。

  • 保育士の勤続年数(若い保育士が就職してはすぐにやめるという事が繰り返されている保育所も少なくない)
  • 英語が母国語でない子供を保育した経験
  • カリキュラムは遊びが中心かあるいは勉強(簡単な算数、フォニックス(アルファベットの学習方法)など)も教えてくれるのか、また運動や音楽に触れる機会はあるか
  • 一時帰国で長期不在にする場合に「振替え」保育が可能かどうか
  • 保護者とのコミュニケーションはどのような形をとっているか(連絡帳、イントラネット等)
  • 昼食・軽食にはどのようなものを提供してくれるのか(プレ幼稚園のうち終日子供を預かる学校の場合は、それぞれの児童が軽食やランチを持参します。給食はありません。)
  • おむつの交換頻度やトイレトレーニングをしてくれるかどうか(プレ幼稚園であれば、入園前にトイレトレーニングが終了していることが求められます。)

 

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